こんにちは。
今まで見向きもしなかった春の味覚「蕗(フキ)」の煮物です。今しか味わえない季節のものは、とても貴重なんですね。歳を重ねるごとに、そんな風に思えてきました。
今でも大人の味だと思っていますが、ここ2、3年?で美味しさがわかるようになってきました。愛知県産の春ふきです!
下処理と作り方
材料と調味料 フキ 油揚げ 酒 醤油 みりん
油揚げは熱湯をかけて※油抜きしてあります。
※油抜き
味をしみ込みやすくするためにします。
カロリーオフにもなるので、ひと手間ですがおすすめです。
ふきの下処理は、※板摺(いたずり)をして茹でてから筋をむきます。
※板ずり
◎色鮮やかになる ◎筋が取りやすくなる ◎アクが染み出しやすい
①ふきの下処理中に、大きめのフライパンで湯を沸かしておきます。
まず、ふきは葉と茎(※葉柄)に切り分けて、茎の部分はフライパンに入るギリギリの長さに切ります。
※葉柄(ようへい)
茎と言われることも多いこの部分ですが、茎とは地中の中に埋もれた部分をいうので、ふきは葉柄といいます
②まな板の上で多めの塩をふり、板ずりをします。
手のひらでふきをころがして塩をこすりつける感じです。
③熱湯に入れて2~3分茹でて冷水にとり冷ます。
④筋を丁寧に取り3~4cmの食べやすい長さに切ります。
綺麗な色ですね!やってみると意外とすぐできます。
⑤熱湯で油抜きしてある油揚げを切ります。(半分に切ってから5mm幅)フライパンに調味料を煮立たせてから、油揚げとフキを入れて煮ます。落し蓋をして7~8分たったら味見をしましょう。味は冷める時に入るので、好みの柔らかさになっていれば火を止めます。
⑥最後にかつお節をふって出来上がり!
ふきについて
春から初夏にかけてが旬のふき。独特な香りと苦みが特徴です。食物繊維が豊富で、カリウム、葉酸を含み痰きりや咳止めの薬用効果もあるそうです。
何度撮っても写りが地味なふきでした。